となりのなとり – 名取住民がつなぐ地域の輪
佐田岬半島の名取地区で、地域の魅力を再発見しながら住民同士のつながりを深める活動をしているグループ、「となりのなとり」。
NPO法人はなもりびとも、この素晴らしい取り組みをサポートしながら、地域の活性化に向けた活動を共に進めています。
となりのなとりの活動は、名取の石垣文化や自然、歴史を守りながら、住民同士が楽しく交流できる場をつくることを目的としています。
満月の日に開催!「満月カフェ」
毎月、満月の日に近い土曜日の午後に開かれる「満月カフェ」は、となりのなとりの象徴的なイベントです。
・集落の人々が集まり、満月を眺めながら語らう
・「まごな石」に絵を描き、石垣にはめ込む
・昔ながらの石垣文化を未来へと残していく
「まごな石」とは、名取地区にある丸みを帯びた白い石のことで、このカフェでは手のひらに収まる程度の大きさの石を使います。
参加者がそれぞれの想いを込めて絵を描き、集落の石垣にはめ込むことで、地域の風景の一部となるユニークな活動です。
「名取の石垣に、自分の想いを刻む。」
そんな気持ちで参加した人たちは、この土地への愛着を深めながら、地域の風景を一緒につくっていくことができます。
名取の魅力を伝える「石垣さんぽ路」マップ作成
名取地区には、先人たちが築いた美しい石垣や集落の魅力が数多く点在しています。
そこで、となりのなとりは 「石垣さんぽ路」 という名取紹介マップを作成しました。
・歴史ある石垣を巡るコースを掲載
・名取の美しい風景や歴史を紹介
・地域の魅力を伝え、訪れる人にも楽しんでもらえるよう工夫
このマップを通じて、地域住民はもちろん、外から訪れた人々も名取の魅力をより深く知ることができます。
また、マップを持ってさんぽ路を歩くことで、地域の歴史を肌で感じられる素敵な体験につながります。
宮城県名取市との地域間交流
「となりのなとり」は、佐田岬半島の名取地区と、遠く離れた宮城県名取市との地域間交流も定期的に行っています。
・名取市の住民とのオンライン交流
・特産品を送り合い、お互いの地域の魅力を知る
・それぞれの土地の文化を学び、地域づくりのヒントを共有
「名取」という同じ名前を持つ地域同士がつながることで、新しい価値が生まれ、
地域の活性化や文化の継承に役立つ学びが生まれています。
となりのなとり × はなもりびと
NPO法人はなもりびとは、「となりのなとり」の活動をサポートしながら、
名取地区が持つ文化や自然、歴史を未来へとつなぐ取り組みを応援しています。
・満月カフェを通じて、地域住民が楽しみながらつながる場をつくる
・石垣さんぽ路マップで、名取の魅力を広める
・地域間交流を通じて、新しい価値を生み出す
これからも、地域の人々とともに名取地区の未来を考え、実践していきます。
この活動に興味を持った方は、ぜひご参加ください!