• 阿弥陀池の風景
三崎精練所跡

三崎精練所跡保全プロジェクトに一法人として本格的に参加!

国登録有形文化財の三崎精練所跡

三崎精練所跡保全プロジェクト – 歴史を未来へつなぐ挑戦

佐田岬半島の歴史を語る上で欠かせない史跡、「三崎精練所跡」
この場所は、平成15年12月1日旧三崎精練所焼窯 として国登録有形文化財 に指定されました。かつてこの地で営まれていた精練の歴史は、地域の産業発展に大きく寄与しましたが、現在ではその遺構が風化しつつあります。

しかし、アクセスの悪さから 史跡の傷みが激しく、十分な保全活動が難しい という大きな課題を抱えています。そこで、私たち NPO法人はなもりびと は、歴史的遺産を未来へと受け継ぐための保全活動 に地域の方々と共に取り組むことにしました。

2018年から始まった個人での保全活動

実は、この史跡の価値を守るための活動は、すでに 2018年から個人的に開始 していました。史跡の維持管理が難しい状況の中、先ずは史跡までの歩道の整備を定期的に行い、多くの方々に現地に足を運んでもらえるようようにしました。

しかし、本格的な保存活動を考えると個人での活動には限界があり、より多くの人々の手を借りながら、持続可能な保全活動 を行う必要があると感じていました。

2020年4月、NPO法人はなもりびととして本格的に活動開始

2020年4月、NPO法人はなもりびと として、三崎精練所跡の保全活動に正式に参加することになりました。これにより、地域の人々と協力しながら、継続的に史跡を守る仕組み を構築することを目指した活動を開始!

具体的には、以下のような活動を進めています。

定期的な現地清掃・メンテナンス活動
史跡の劣化調査と保全計画の策定
アクセス改善を目指した環境整備の模索
史跡の価値を発信するための情報発信・ガイドツアー企画

三崎精練所跡の未来へ

歴史的遺産は、守る人がいなければ消えてしまうもの です。アクセスの悪さや管理の難しさ、また、国登録有形文化財という活動制限を課せられる問題はありますが、この貴重な史跡を未来へつなぐために、私たちは少しずつでもできることから取り組んでいきます。

「過去を知ることは、未来を創ること。」
三崎精練所跡が持つ歴史の重みを忘れず、これからも保全活動を続けていきます。

この取り組みに共感し、応援してくださる方がいれば、ぜひ一緒に活動しましょう!

 

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