• 阿弥陀池の風景

経済活動の活性化

ここ佐田岬半島は一次産業の従事者が多くを占めています。
柑橘栽培がメインの農業と一本釣りや素潜り等の漁業の二本立てが基幹産業です。
しかし、これらの産業も人口の減少や高齢化による後継者不足の影響が顕著に現れてきています。

この衰退の一途をたどってきた経済活動を活性化させるのは容易ではありません。
柑橘栽培においては生産量や品質の安定化はもちろん、商品の付加価値を高めることが大切で、漁業においても海産資源の減少が顕著になる中、いかに安定的な漁獲量を確保するのか、また、それらにいかにして付加価値をプラスしていくのか…。

将来を見据えた時、これまでのような一産業や加工品を扱う六次産業だけでは経済を活性化するのは難しいように感じます。
そこでポイントになってくるのはこの半島の自然環境を生かした観光資源の活用です。
他に類をみないこのような独特な環境を活かすことができれば新たな経済活動の一つになりえるのではないかと考えます。
「何をどのように活かすことができるのか…。」
試行錯誤しながら進めていくことが大切です。